トレーニング

【ボルダリング】究極の懸垂方法!? クライマーこれ1択です

こんにちは。

「懸垂でクライミング力が上がりますか?」

と聞かれたら、「たぶん上がるでしょう」と答えますが、クライマーの能力によってはそんなになんじゃない。と思う節もある私です。

でも、やはり懸垂が好きなので、中級クライマーまでにおススメの懸垂方法を一つご紹介します。

 

初級から中級クライマーにおススメの懸垂方法

それは「チーティング」という反動を使うテクニックです。ボルダリングでは必須のテクニック。懸垂は「チンニング」。ごまかすという意味の「チーティング」。ややこしい。

チーティングの方法

姿勢は、バーやホールドを両手でつかみ、足を地面につけたままでもいいですし、ぶら下がってもいいです。

そして足で壁や地面を蹴ったり、身体をしならせたり、頭を振ったり、反動を利用して懸垂して下さい。

ウエイトトレーニングではズルですが、クライミングではズルではないです。懸垂トレーニングを行う場合に、全身の反動を使って、身体を引き上げてください。

 

懸垂が、一回も出来ない人にも効果はあります

懸垂が一回もできない人でも、地面を蹴ってなら身体を引き上げる事ができるかもです。

掴んでいるバーの高さまでアゴが引き上げられたら、上げた状態で少し静止し、ゆっくり下す。ゆっくり下すとしんどいですが、下す動作もこのトレーニングの隠れた肝です。

私の妻も「チーティング」で懸垂を始め、今では懸垂が3回出来るようになりました。

 

デッドやランジの感覚が味わえる

「チーティング」をやってると、自然とデッドやランジの感覚が身につくと感じています。私はアップの時にも意識的にしています。

 

注意も必要です

この「チーティング」は注意が必要です。全身を使うので腕や肩に限界を超えた負荷がかかることがあり、ケガをする可能性があります。経験上、大ケガには至ってませんが、止めてゆっくり下すときに、なんかおかしくなったことがあるので注意しながら下ろしてください。

 

最後に、参考程度に回数などなど

私の場合「チーティング」に関しては回数などはあまり気にせず、背中や全身が動き出したらやめてます。なぜなら「チーティング」は全身の連動性を意識したいときに行っているからです。

ボディーメイクやビルドアップを目的とするならほかの懸垂方法が有効だと思います。